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はい、乗ってって
自転車を差し出すあなた

家までの長い道のり
あたしを気遣ってくれたのかと思ったら
漕ぐのはあなじたじゃなく、あたしなのね

次、左に入って
二つ目の信号を右
DVD返したいからそこ寄って!

後ろから聞こえる自分勝手な指示
大きなチャリを必死に漕ぐあたしのこと
全く気にしてないでしょ?
もっと速くって・・・
結構頑張ってますから!!


あの夏
彼女と花火大会に行きたいって言ってたあなたのために
彼女になれなかったあたしは
ファミリー花火とバケツ持って
突然家に押しかけたね

嫌がるあなたを無理やり連れ出して
めんどくさそうに持つ花火に火をつけた
巡回中の警察に見つからないようにと
周りを気にしつつも
闇に浮かぶ光に魅入るあなたにあたしは見入っていた


生ぬるい風を頬に受けて
あなたの重さを肩に感じて
この道が永遠に続けばいいと願った夏の日

あの瞬間がすべてでした

人生をかけて愛してた


すべてを失う未来など
想像出来るわけなかった


歩道橋を過ぎたら右に入る
あなたに続く道
まっすぐ走っていたつもりなのに
いつの間にか知らない景色に包まれていた
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