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リリース
人生には外してはいけないタイミングがある
1ミリの狂いもなく
正確に的を射る必要があるその瞬間に
風が窓を叩く音に気を取られて
ほんの少し
肉眼では確認出来ないほどの小さなズレが生じ
その瞬間
すべてがゲームオーバーになってしまう

もう二度と戻れない
やり直しがきかない

なぜ自分は風の音に気を取られてしまったのだろう
大事な瞬間とわかっていたのに

そう気付いたときにはもう失ってしまっているのだ
この手に残るのは
弓のしなりと矢を放った瞬間の感覚だけ
それは間を置いて
大事なものが離れていく痛みと重なる

だけど

あのときの風を恨んでも
気を取られた自分を悔やんでも
胸の奥に出来たしこりを取り除くことは出来ないだろう
恐らく問題はそのどちらでもないから

「なぜ失ってしまったのか」のではなく
「なぜ失ってもなお求めるのか」

問題はいつも現在にあると私は思う
だから答えがないし
だから悩むのだと思う
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